千鶴 | 「ではお呼びします。桐野さん、黒川さん、相川さん、東郷さん、高橋さん、柊さん」 |
心 | 「それから薫ちゃん、唯ちゃん、渚ちゃん、友紀ちゃん、こずえちゃん、雪美ちゃん」 |
千鶴 | 「さらに水野さん、柳瀬さん、西島さん、吉岡さん、以上になります」 |
アヤ | 「こうして揃えて良かったな、桐野アヤだ」 |
こずえ | 「また出てきたよぉ、遊佐こずえだよぉ」 |
千秋 | 「そうね、レッドバラードでこうして揃うのはいつ以来かしら。黒川千秋よ」 |
雪美 | 「私も…また出られた…佐城雪美…」 |
千夏 | 「各々仕事もあるものね…相川千夏です」 |
唯 | 「こっちだって全員揃ったもんねー。やほやほ、大槻唯だよー」 |
あい | 「私達はかなり前にも出たから軽くで構わないね、東郷あいだ」 |
薫 | 「そうだねー、かおるはこれでもう3回目だもん。龍崎薫だよ」 |
礼子 | 「歳にはもう勝てないわよね、高橋礼子よ」 |
志乃 | 「そうね…最年少の子もいると余計に思うわ…柊志乃よ」 |
渚 | 「こういう雰囲気久しぶりだなー、愛野渚だよ」 |
友紀 | 「アタシももう昔の礼子さんくらいの歳になったかー、姫川友紀だよー」 |
翠 | 「お久しぶりです、今日は皆さんに逢えるの楽しみでした…水野翠です」 |
美由紀 | 「翠ちゃんはあいかわらずだなー、さっきも出たけど柳瀬美由紀だよ」 |
櫂 | 「アタシ達ずいぶん最後の方まで残ってたね、西島櫂だよ」 |
沙紀 | 「そうっスねー、アタシはまあさっき一度出たから良いっスけど。吉岡沙紀っス」 |
心 | 「それじゃまずはカナリアサマーとサクラブロッサム、あとホットアートジャンピンの映像からな」 |
千鶴 | 「それでは…どうぞ」 |
……… |
その映像が終わり… |
渚 | 「薫ちゃんかなり背が伸びたねー」 |
薫 | 「友紀お姉ちゃんと同じくらいになりましたー」 |
友紀 | 「みんな同じくらいになったみたいだね」 |
唯 | 「ゆいもちょっとだけ伸びたからね」 |
渚 | 「一番低いのは友紀さんかな?」 |
友紀 | 「まあアタシももう三十路だからねー。本当に薫ちゃんと飲む日が楽しみだよ」 |
唯 | 「やめてよゆっきー、この前だって最後はゆいが負ぶって帰ったんだからー」 |
友紀 | 「あれは反省してる。夫にも怒られたもん…」 |
千夏 | 「翌日にゆいちゃん、うちまで愚痴りに来てたのよ…」 |
唯 | 「だってー、気が晴れなかったんだもん」 |
千夏 | 「でも本当に昔からよく私のマンションに遊びに来てたわよね」 |
唯 | 「そうだねー。最初に組ませてもらったデュオだもん。一番信頼してるお姉さんだからねー」 |
千夏 | 「そう言われると悪い気はしないのよね…本当にこうしてこの世界で続けてこれたのは唯ちゃんのおかげよ」 |
唯 | 「なんだか照れるー」 |
沙紀 | 「まあアタシらは基本的なとこは変わってないっスね」 |
渚 | 「相変わらず運動は好きだし、そのまま歳を重ねたって感じかな」 |
櫂 | 「その点が今に活かされてるって感じじゃない?」 |
沙紀 | 「そうっスね。今度また水泳指導するっスよね?櫂さん」 |
櫂 | 「もうだいぶ良くなったから最終仕上げってところかな、七海ちゃんと詩織ちゃん」 |
渚 | 「来夏のロケでどうしても必要だからって、大変でしたね」 |
櫂 | 「海なら浮力があるからその分大丈夫だと思うけどさ」 |
心 | 「そう言うってことは櫂ちゃんは今はトレーナーか?」 |
櫂 | 「一応スポーツ部門のタレントで、たまに水泳に関しては教えることもあるくらいです」 |
渚 | 「私もスポーツ部門のタレントですね。櫂さんと同じくバスケットに関しては教えてます」 |
沙紀 | 「アタシはさっき話しましたけど女優兼デザイナーっス」 |
友紀 | 「アタシは最近は野球番組のアシスタントが多いかなー。キャッツばっかに肩入れしないの大変だよ…」 |
唯 | 「ゆいはファッションモデルとかグラビアモデルだよー」 |
薫 | 「かおるは大学生だよっ」 |
千夏 | 「私は…レッバラの時に話す形で良いかしら」 |
千鶴 | 「そうですね、この後レッドバラードの方々も登場していただきますので、そちらでお願いします」 |
心 | 「それじゃあ次はレッドバラードとブリヤント・ノワールを中心にお送りするぞ」 |
千鶴 | 「それでは映像の方をどうぞ」 |
……… |
その映像が終わり… |
アヤ | 「いやー、懐かしかったなー」 |
こずえ | 「アヤー、かっこよかったー」 |
アヤ | 「ありがとな、こずえ」 |
千秋 | 「初期の映像は本当にぎこちないわね…」 |
雪美 | 「千秋…緊張してる…」 |
千秋 | 「最初の頃はあれくらいなものよ、佐城さん」 |
翠 | 「映像で見ると…言われてたのが分かる気がします…」 |
美由紀 | 「やっぱり翠ちゃんは天然だったねー」 |
翠 | 「美由紀ちゃんっ!」 |
唯 | 「これがレッバラの方のちなったんかー」 |
千夏 | 「ええ、どうかしら?ゆいちゃん」 |
唯 | 「ゆいと一緒の時と違ってクールだったなー」 |
薫 | 「あいお姉ちゃんカッコいいー」 |
あい | 「ありがとう薫くん」 |
薫 | 「でも今のあいお姉ちゃんもカッコいいよっ」 |
礼子 | 「私達もすっかり歳を重ねてしまったわね、志乃」 |
志乃 | 「ええ…礼子。でも思い出は色濃かったかもしれないわ…」 |
礼子 | 「そうね、こんな環境を与えてくれたプロデューサー君には感謝ね」 |
千秋 | 「それにしても翠さんは映像で見ると…天然ね」 |
雪美 | 「私も…そう思う…」 |
翠 | 「ええっ!?」 |
千秋 | 「皆さんそうですよね?」 |
そこにいるほぼ全員が頷いたようだ。 |
翠 | 「そんな…およよ…」 |
心 | 「ま、そういうトコも含めて翠ちゃんだからな」 |
美由紀 | 「そうだねー」 |
千鶴 | 「今はタレントですよね?」 |
翠 | 「はい。それとたまに女優もさせてもらっています」 |
アヤ | 「アタシはジャンルで言えばアクション俳優とかスーツアクターかな」 |
こずえ | 「こずえは女優だよぉ…でも今は大学にも行ってるのぉ」 |
アヤ | 「だから今は芸能活動あんまりしてないもんな。アタシの家によく遊びに来るんだよこずえは」 |
こずえ | 「大学の近くだからぁ、えへー」 |
千秋 | 「仲良いわねアヤさんと遊佐さん。私は今は歌劇系で舞台に立たせてもらうことが多いわね」 |
雪美 | 「私も…こずえと同じ…‥大学生で…女優だよ……」 |
千秋 | 「私のところにも佐城さんが遊びに来るから、人のことは言えないわね」 |
千夏 | 「私は女優だけれども、最近はナレーターなんかもさせてもらっているの」 |
唯 | 「ちなったんのナレーション、この前どっかで聴いたよー。世界遺産の番組だったかな?」 |
千夏 | 「あら、ありがとうゆいちゃん」 |
志乃 | 「私達は女優よ…」 |
礼子 | 「レッドバラードはみんな、演技をする方に行きついたのよね」 |
志乃 | 「周りを観たら…そうなるのも無理はないわ…」 |
礼子 | 「ええ、そうよね」 |
心 | 「志乃さんは早苗さんと出てるドラマ、長寿シリーズになってるんだよな」 |
志乃 | 「自然と役ができるから楽なのよ……」 |
心 | 「今度また例のトコで飲みますか。美優ちゃんとかも誘って☆」 |
志乃 | 「そうね…」 |
千鶴 | 「何だかそろそろ締めた方が良さそうですか?」 |
心 | 「ああ、そうだな。そんじゃ、このメンバーはこの辺にしとこうか」 |
千鶴 | 「それでは皆さんありがとうございましたー」 |
\パチパチパチパチパチパチ/ |
心 | 「んじゃ、次でラストか。ここで真打登場ってところだな」 |
千鶴 | 「そうですね。ではお呼びします………」 |
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第17話へつづく |