泰葉 | 「ではお呼びします。イヴさん、聖さん、クラリスさん、音葉さん、柑奈さん」 |
裕美 | 「涼宮さん、西園寺さん、水本さん、相原さん…」 |
泰葉 | 「ネネさん、亜季さんと、雅さん、美紗希さん、彩華さん、こちらへお越しください」 |
聖 | 「こんにちは、望月聖です…」 |
イヴ | 「イヴ・サンタクロースです〜」 |
クラリス | 「本日はお招きありがとうございます、クラリスです」 |
音葉 | 「今日は皆さんにお会いできて嬉しいです、梅木音葉です」 |
柑奈 | 「皆さん、ラブ&ピースしてますかー?有浦柑奈です」 |
雪乃 | 「こんにちは、またこうして集まれて楽しいです。相原雪乃です」 |
星花 | 「この機会に日本に帰って来られて良かったですわ、涼宮星花です」 |
琴歌 | 「そうですわね、こんな機会はそうまたと無いでしょうから、西園寺琴歌です」 |
ゆかり | 「実は彼女達と一緒だったんです。改めまして水本ゆかりです」 |
ネネ | 「星花さん、お久しぶりです。栗原ネネです」 |
亜季 | 「そうですな。星花殿が元気にご無事に帰国されたようで何よりであります。大和亜季であります」 |
彩華 | 「昨日は近場の温泉で磨いて来たのぉ、岸部彩華よ」 |
雅 | 「良いリフレッシュになったねぇ、月宮雅です」 |
美紗希 | 「女磨きは永遠のテーマだから、衛藤美紗希ですぅ」 |
泰葉 | 「ゆかりさんは以前も登場していただきましたが、総勢14名の皆さんです」 |
裕美 | 「本当は卯月さんがいたら良かったんだけどね」 |
泰葉 | 「それではまずイヴさん、聖さん、クラリスさん、音葉さん、柑奈さん、それと雅さん、前へお願いします」 |
裕美 | 「ではコズミックシンフォニー、ホーリーナイトウィッシュ、ルーナ・フロースの映像をどうぞ」 |
……… |
その映像が終わり… |
イヴ | 「懐かしい映像でしたね〜」 |
聖 | 「はい…あの頃の思い出が甦りました…」 |
クラリス | 「皆さんの歌声、たくさんの人の心に響いてくれていました」 |
音葉 | 「そうですね…皆さん綺麗な歌声がとても調和していて…」 |
柑奈 | 「気後れしないように歌ってたっけかなー」 |
雅 | 「本当は卯月ちゃんと一緒に見たかったねぇ、聖ちゃん」 |
聖 | 「そうですね…時には少し恥ずかしいですがバニーも着たりしましたね…」 |
雅 | 「月だからってねぇ、でもみやびぃは二人とも可愛いなって思ってたよぉ」 |
聖 | 「雅さんだって可愛いかった…ううん綺麗でしたよ」 |
雅 | 「そう言ってくれて嬉しいよぉ、ありがとねぇ聖ちゃん」 |
裕美 | 「そういえばイヴさんはこの時期大丈夫なの?」 |
イヴ | 「大丈夫ですよ〜裕美ちゃん。今は後輩が日本のメインの担当で、お手伝いくらいですから〜」 |
裕美 | 「そうなんだ…知らなかった」 |
イヴ | 「この世界で活動しているので、今は広報的な役割なんですよ〜」 |
泰葉 | 「それだとむしろ今忙しいのはクラリスさんかな?」 |
クラリス | 「はい。今の時期はクリスマスのミサに向けて準備していますね」 |
泰葉 | 「すみません、こんな時期に東京まで呼んでしまって」 |
クラリス | 「いえ…良いんですよ。皆さんにこうして会えたことが何より嬉しいことですし…」 |
音葉 | 「今日、もう帰るんですか…?」 |
クラリス | 「はい。夜の新幹線で神戸に戻ります。今日一日だけ特別にお休みを頂いて、また来週からの教会でのお勤めもありますから」 |
音葉 | 「頑張ってください…」 |
クラリス | 「ええ、音葉さん」 |
柑奈 | 「このユニットでたくさんのラヴ&ピースを伝えられた思い出がありますねー」 |
泰葉 | 「皆さん慈愛の心を沢山持たれている方々でしたからね」 |
柑奈 | 「じいちゃんが特に喜んでくれてました」 |
裕美 | 「そういえば泰葉さんは同じ長崎出身だけど、柑奈さんの出身の島の事は知ってるの?」 |
泰葉 | 「んー、名前だけかな。小さい頃からこっちでお仕事やってたし、島の事を柑奈さんに聞いて久しぶりに思い出したなって感じで」 |
柑奈 | 「泰葉ちゃんは昔からこっちで有名でしたね」 |
泰葉 | 「そうだったんですか?」 |
柑奈 | 「そうでしたよ。ドラマに良く出てくるこの子、長崎出身なんだって家族で言ってました」 |
泰葉 | 「そういうの聞いたこと無かったです」 |
柑奈 | 「だからこうして今一緒に芸能活動ができているのが、あらためて自分でも驚きです」 |
裕美 | 「あ、今は皆さんは何をされてるのかな?」 |
イヴ | 「私はタレントをさせてもらってます〜。サンタのお仕事はお手伝い程度になって、広報的な活動ですね〜」 |
聖 | 「私は…主にミュージカル系の舞台で…演じています…」 |
音葉 | 「私は今はアイドルからは離れて…演奏家として活動しています…」 |
クラリス | 「わたくしは神戸の教会でシスターとして、たまに関西の方でタレントとしても出演しています」 |
柑奈 | 「私も長崎とこっちで半々くらいのローカルタレントってところかなー」 |
雅 | 「みやびぃは…」 |
泰葉 | 「あ、雅さんの現況は次でお願いできますか?」 |
雅 | 「え?あ、美紗希ちゃん達と一緒ってことぉ?」 |
泰葉 | 「はい、そうなります。では続いてガールズパワーとヘルシーサバイヴの映像をどうぞ」 |
……… |
その映像が終わり… |
星花 | 「思えば亜季さんについていくのが大変でしたね」 |
亜季 | 「はい。そういえばドリンクもよくお二人に試していただいてました」 |
ネネ | 「ネネ殿のドリンク、失敗作はあれど大変身体のためになりましたな」 |
星花 | 「そうですね。酸っぱいのはちょっと大変でしたけれど」 |
亜季 | 「あの時に咳き込んだ星花殿は可愛らしかったですな」 |
ネネ | 「あの時はすみませんでした。思ったより飲み辛いドリンクになっちゃってました」 |
星花 | 「いえ、それも身体のためでしたから」 |
美紗希 | 「彩華ちゃん、盛ってたねぇ」 |
彩華 | 「もうさすがに今じゃ、盛れないからぁ。みやびぃもキラキラしてたよぉ」 |
雅 | 「背が小さかった分、存在アピールしなくちゃだったからねぇ。美紗希ちゃんも女子力高かったぁ」 |
美紗希 | 「今もまだ高いけれどねぇ…フフフ」 |
雅 | 「そういえばこの前美紗希ちゃんが言ってたヤツ、本当に良かったよぉ」 |
美紗希 | 「ベース?アレはあたしももう何回もリピしてるからねぇ」 |
彩華 | 「あやかも使ってるけどぉ、アレ塗った後は本当にノリが良いもんねぇ」 |
裕美 | 「私も教えてもらおうかな…」 |
彩華 | 「裕美ちゃんも興味あるぅ?」 |
裕美 | 「知り合いで最近そういう人がいて、教えたら喜ぶかなって」 |
雅 | 「それなら後でメモするよぉ」 |
裕美 | 「よろしくお願いします」 |
雅 | 「あ、みやびぃ達は今はモデルさんだよぉ。主にコスメ系で見てもらうことが多いかもねぇ」 |
彩華 | 「あと、雪菜ちゃんと一緒でアイドル部門のコスメのアドバイザーとかぁ、たまにメイク担当もしてるよぉ」 |
美紗希 | 「アイドルの女の子はいつも可愛くなくちゃねぇ。あたしは地元タレントもしてて、たまに葵ちゃんや瞳子さんとも共演してるよぉ」 |
亜季 | 「私はタレントをさせていただいているであります。体力勝負の番組によく出させていただいております」 |
ネネ | 「私は今は女優です。つかささんとのお芝居から、この道が良いのかなって思えてそうなりました」 |
星花 | 「わたくしは先ほどのゆかりさんと似たような部分もありますが…それはまた後ほどお話しますね」 |
泰葉 | 「そうしていただけると助かります。ではノーブルセレブリティとスノースターソングの映像をどうぞ」 |
……… |
その映像が終わり… |
琴歌 | 「レッスン終わりの雪乃さんの紅茶、美味しかったですわね」 |
ゆかり | 「はい。淹れ慣れているその所作が美しくて、それがより美味しくしてくれました」 |
雪乃 | 「フフフ、ありがとうございます。昔からやっていたことでしたから」 |
琴歌 | 「今度またお屋敷でご一緒いたしましょう、ゆかりさんや星花さんたちもご一緒で」 |
ゆかり | 「またお邪魔いたしますね、琴歌さん」 |
雪乃 | 「その時はお三方の演奏も聴かせてもらいますね」 |
星花 | 「雪乃さんの紅茶を戴きながら演奏させてもらえるなんて…なんて贅沢なのでしょうか」 |
裕美 | 「何だか凄い気品のある風景だね、泰葉さん」 |
泰葉 | 「うん…目の前で凄い約束が取り交わされている気がする…」 |
琴歌 | 「そんなことありませんわ。皆さんも仲間なのですから連絡いただければいつでもいらして構わないですわ」 |
裕美 | 「で、でも…それはまた後でお願いします」 |
泰葉 | 「あ…っと、それでさっきゆかりさんには聞きましたが、琴歌さん達は今は何をされてますか?」 |
星花 | 「わたくしは、演奏家とたまに女優もしております。ゆかりさんと同じです」 |
琴歌 | 「私も女優と演奏家として活動させていただいておりますの」 |
雪乃 | 「私は主に歌劇の舞台で女優をしております。聖さんともたまに同じ作品に出させてもらっています」 |
聖 | 「雪乃さん…今度の舞台稽古よろしくお願いします…」 |
雪乃 | 「ええ、こちらこそ聖さん」 |
泰葉 | 「ちょうど良かった。えっと、イヴさんももう一度前にお願いします」 |
イヴ | 「私ですか〜?」 |
裕美 | 「もう一つ二人の映像があるみたいだから…いいかな?」 |
イヴ | 「はい〜」 |
そこに映し出されたのは、イヴと聖が顔を寄せ合って一緒にケーキの灯を吹き消すところだった。 |
聖 | 「あっ…これって…」 |
イヴ | 「思っていた以上に近かったんですね〜」 |
裕美 | 「これって誕生日ケーキかな?」 |
泰葉 | 「クリスマスのが乗っかってるけど、二人とも誕生日がこの辺でしたよね」 |
聖 | 「はい…でもこんなに顔が近かったなんて恥ずかしい…」 |
イヴ | 「聖ちゃん、私のこと見てたんですか〜」 |
聖 | 「うう…そう言うイヴさんだって見てるじゃないですか…」 |
イヴ | 「あっ、本当でした〜」 |
泰葉 | 「聖ちゃんとイヴさん、仲良かったんですね」 |
聖 | 「はい…。寮でも何年間か同じ部屋でしたから…」 |
泰葉 | 「そういえば…あ、これ以上はいいかな」 |
裕美 | 「そ、そうだね…では皆さんありがとうございました」 |
\パチパチパチパチパチパチ/ |
泰葉 | 「じゃあ次は…ねえねえ裕美ちゃん、ここで………どうかな?」 |
裕美 | 「私達もそろそろ…うん、そうしよう泰葉さん」 |
泰葉 | 「ではお呼びします…」 |
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第11話へつづく |