Angel's Acrostic(天使の折句)

突然の 夏の夕べの 天空から 流るる雨を 喜ぶ天使
 
雨も止み 空に綺麗に 輝きし 七色の虹を 喜ぶ天使
 
あの人の 言葉に顔を 紅くして 小さき桃を 頬張る天使
 
海岸を あの人と共に 散歩して 忘れられた球〔たま〕 見つける天使
 
原っぱで ポケットの中の ルーペ出し 緑の葉っぱを 見ている天使
 
あの人と 一緒に見つめる 茜空 肩寄せられて 微笑む天使
 
「美味しいの」 満面の笑みで 返事して 胡桃のケーキを 頬張る天使
 
青空に 翼を広げ 飛んでいく 小さな鳥を 見つめる天使
 
あの人と がらんとした部屋 二人きり 少しだけ顔が 紅くなる天使
 
あの人と 共に河原を 歩みゆく 突然の風に 抱きつく天使
 
三日月が 凛と輝く 天空を あの人と共に 見つめる天使
 
俄か雪 一つの傘で あの人と 顔紅らめて 肩寄せる天使
 
吐息の音〔ね〕 眠りの国へと 誘〔いざな〕われ 微睡〔まどろ〕みかけてる 幼き天使
 
「ピピピピ」と 朝の目覚まし 鳴り響き 寝惚け眼〔まなこ〕で 欠伸する天使
 
清純な 秘めたる想い 伝えたくて あの人を家で 待っている天使
 
 
 
桃色や 碧や茜の 色の中 七つ流るる 御霊〔みたま〕見出す
 
闇翔〔か〕ける 翼を雪が 包〔くる〕みだし 歩みが大地に 帰らんとする
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あとがき
ん〜…出来が微妙なような…。
SSではありませんが、枠が無いんでここに。
趣向を変えて書くって、難しいですね。
授業中に考えていた所為もあってか、微妙に筆が進む進む。
機会があったらもう一回挑戦してみようかな。
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2004・04・22THU
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