1月7日の寮の瑛梨華の部屋… |
瑛梨華 | 「ヘイキャシー!漫才合わせSU・RU・ZO☆」 |
キャシー | 「オッケー、どのネタを合わせる?」 |
瑛梨華 | 「うーん、どれがいい?」 |
キャシー | 「おおいっ、決めてなかったのかーい」 |
瑛梨華 | 「そんなこと言っても瑛梨華ちん達、いっぱいネタあるからね」 |
キャシー | 「それなら鉄板のあのネタを極めよう」 |
瑛梨華 | 「CHI・GA・U・NE☆ここは新作のネタをもっと詰めるのよ」 |
キャシー | 「鉄板!」 |
瑛梨華 | 「新作!」 |
キャシー | 「鉄板!」 |
瑛梨華 | 「新作!」 |
二人 | 『むーっ…』 |
二人はしかめっ面のまま顔を近付け… |
ブチューッ |
キャシー | 「ぷはっ…これするのにいる?」 |
瑛梨華 | 「はあっ…んー、キャシーはいや?」 |
キャシー | 「…あたしは別にいいけど」 |
瑛梨華 | 「DA・TTE、普通にするのって何か恥ずかしい!」 |
キャシー | 「あたし達、これに慣れちゃったもんね」 |
瑛梨華 | 「このネタは瑛梨華ちん達だけの時しかやらない秘密のネタだから」 |
キャシー | 「アハハ、うん。それで今日は何であたしをここに?」 |
瑛梨華 | 「あ、そうだった。忘れてた☆」 |
キャシー | 「もうエリカは忘れんぼさんだねー」 |
瑛梨華 | 「姓は忘れんぼ、名は瑛梨華、人呼んで忘れんぼ瑛梨華と申します☆」 |
キャシー | 「違うでしょっ」 |
瑛梨華 | 「もうキャシー、NO・SE・NA・I・NOっ」 |
キャシー | 「エヘヘ、それでどうしたの?」 |
瑛梨華 | 「帰省した時のお土産渡そうと思ってたから♪」 |
キャシー | 「おお、嬉しいね。何かな?」 |
瑛梨華 | 「瑛梨華ちんの出身地と言えば?」 |
キャシー | 「ヘイ!」 |
瑛梨華 | 「はいキャシーさん早かったっ」 |
キャシー | 「香川っ!」 |
瑛梨華 | 「ブー!」 |
キャシー | 「ヘイ!」 |
瑛梨華 | 「はい続いてもキャシーさんっ」 |
キャシー | 「広島っ!」 |
瑛梨華 | 「ZA・N・NE・N☆違いますっ」 |
キャシー | 「ヘイ!」 |
瑛梨華 | 「はい次もキャシーさんっ」 |
キャシー | 「兵庫っ!」 |
瑛梨華 | 「もう、どうして周りの県ばっかり…知ってるくせに♪」 |
キャシー | 「こういうのやってみたかったからっ。岡山だよね」 |
瑛梨華 | 「SE・I・KA・I☆それでは賞品の岡山名物をあげるっ」 |
キャシー | 「これはきびだんご…いつもの包装と違うね」 |
瑛梨華 | 「今日はいつもと違うところで買ったのだよ」 |
キャシー | 「果物が入ったのもあるんだね」 |
瑛梨華 | 「これも美味しいからキャシーに食べさせてあげたかったのDA・YO」 |
キャシー | 「うん、ありがと。こいつぁ嬉しいね」 |
瑛梨華 | 「キャシーはお土産は?」 |
キャシー | 「そうはいかないねえ」 |
瑛梨華 | 「瑛梨華ちんばっかりあげてたら不公平じゃない」 |
キャシー | 「そうは言ってもねえ」 |
瑛梨華 | 「キャシーに貢ぐだけ貢いで、そいで瑛梨華ちんは捨てられちゃうんだ…」 |
キャシー | 「そんな話にはならないよ」 |
瑛梨華 | 「よよよ…キャシーはそいで他の女のところに行ってしまうんだね…」 |
キャシー | 「もう…って分かってるでしょ!キャシーはこっちに住んでるの!」 |
瑛梨華 | 「そうやってすぐノッてくれるところがSU・KI・NA・NO☆」 |
キャシー | 「もう…」 |
チュッ |
キャシー | 「あたしも江戸っ子じゃないけど、一たび好いた女子からは離れねえよ」 |
瑛梨華 | 「キャシー…」 |
キャシー | 「このお土産はありがたく頂いとくね」 |
瑛梨華 | 「うん」 |
キャシー | 「ところで用件はこいつだけ?」 |
瑛梨華 | 「今のところはそうだよ♪」 |
キャシー | 「今のところ?」 |
瑛梨華 | 「隣の笑美ちゃんと鈴帆ちゃんが戻ってきたらコント見てほしいって言ってたんだ」 |
キャシー | 「さてと、帰る準備でも…」 |
瑛梨華 | 「瑛梨華ちん一人で見てると大変なの〜」 |
キャシー | 「でもあたし、電車の時間があるし…」 |
瑛梨華 | 「それはそれ、KO・RE・WA・KO・RE☆」 |
キャシー | 「本当に今日はもうダメなの…これ本当に」 |
瑛梨華 | 「あ…本当にダメなんだ。キャシーそういう言い方の時はそうだから」 |
キャシー | 「ゴメンねエリカ」 |
瑛梨華 | 「それは仕方ないもん、今日は潔く諦める」 |
キャシー | 「じゃあそろそろいいかな」 |
瑛梨華 | 「いいともー」 |
キャシー | 「危ない危ない、違う曲を歌っちゃうとこだった」 |
瑛梨華 | 「キャシーはノリがいいんだからね」 |
キャシー | 「そしてエリカはノせ上手」 |
二人 | 『イエーイ!』 |
キャシー | 「アハハ、やっぱりあたし達最高のコンビだね」 |
瑛梨華 | 「うん、キャシーと組めて良かった」 |
キャシー | 「これからもずっと一緒に活動できるといいな」 |
瑛梨華 | 「もっとMOTTO一緒に活動したいっ♪」 |
キャシー | 「笑って今年一年も過ごしたいっ」 |
瑛梨華 | 「そのためにお仕事頑張らないとダメだよね」 |
キャシー | 「頑張るそばには…」 |
チュッ |
キャシーは瑛梨華の頬っぺたへとキスをした。 |
キャシー | 「パートナーがいて欲しいよ」 |
瑛梨華 | 「SO・U・DA・NE☆」 |
チュッ |
負けじと瑛梨華もキャシーの頬っぺたへとキスをした。 |
キャシー | 「仲良くERICATHYで」 |
瑛梨華 | 「せーの」 |
二人 | 『バッキュン!』 |
笑いと愛が合わされば、アイドル界を撃ち抜く弾となるだろう…きっと |